基本2 五行

陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)

自然界のあらゆるものを陰(いん)と陽(よう)にわけました。たとえば、太陽は陽で月は陰、奇数が陽で偶数が陰、表が陽で裏が陰という具合になります。こうした思想を陰陽思想といい、この陰陽思想はやがて五行と結びついていくことになります。

五行の思想は自然界は木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)の5つの要素で成り立っているというものでした。五行の行という字は、巡るとか循環するという意味があります。5つの要素が循環することによって万物が生成され自然界が構成されていると考えられていたわけです。


この五行(5つの要素)の相互間には、相性が良いとされる「相生(そうじょう)」、相性が悪いとされる「相剋(そうこく)」、ますます盛んに強くなるとされる「比和(ひわ)」があります。


●相生(そうじょう)木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ずるというのが「相生」といいます。この関係は永遠の循環を示すものです。「相性が良い」という言葉はここから生まれました。


●相剋(そうこく)木は土に勝ち、土は水に勝ち、水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝つというのが「相剋」です。

・木は土から養分を吸い取って生長する

・土は水を吸い取ってしまう

・水は火を消してしまう

・火は金属を溶かしてしまう

・金属は木を切ってしまう


●比和(ひわ)木と木、火と火、土と土、金と金、水と水は相乗効果でますます盛んになるというのが「比和」です。

これが良い方向へゆけば「さらに良し」となりますが、逆に悪い方向へゆくと「ますます悪くなる」ということになります。


地球暦+五行~むらかみすいぶん古代文字道場制作


太陽 水星 金星 地球 火星 木星 土星


宇宙の体系と重ね合わせて考察する。さんさん算命学オリジナル額。

(201805「なんじゃらホイ展」展示作品)

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